2021.5.9に鎌倉で「練木繁夫先生ピアノ公開レッスン」がありました。

長くアメリカを中心に活躍され、現在は桐朋学園大学中心に後進の指導もお願いしています。

今回は桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」主催で開催も迷いましたが、出演者とピアノ科講師のみの聴講、換気、消毒の徹底をして無事終えることができました。

私の生徒さん達はよく練木先生の公開レッスンを受けていて、いつも褒めて下さるので生徒さんのモチベーションも上がります。

今回は6月のピアノ科の試験曲での受講で中1のNちゃんがベートーヴェンの難しいソナタを弾きました。

まず本番と同じように暗譜で通します。その後、練木先生が細かくレッスンを。

今回は「1+1=2」は音楽では正解じゃないんだよ、というお話も。

テンポ、リズム、拍感、勿論どれも大切です。

でも人が聴き人が演奏する音楽で、感情が入らないなんて事はないですよね。

呼吸や歌うこと、感じること、聴くことでメトロノーム通りに弾くだけでは表現しきれなくなります。

私も良くお話するのですが、テンポや拍感は絵画で言ったら背景の色です。

そこはしっかり感じながら自由に伸ばしたり縮めたりしてみると、フッと魅力が増します。(何でもいいわけではないのが難しいところ。)

Nちゃんは舞台での姿も大人っぽくなり、先生の楽しいけれど深いお話にもよく反応できるようになりました。

今回、曲の仕上がりが遅いからと一度は受講を諦めたNちゃん。謙虚なんです!でもポンと背中を押したら前向きに取り組んでくれました。

よかった!

6月の試験に向けてより深い演奏ができそうです。

当ピアノ教室(横浜市旭区二俣川)では沢山のチャンスがありますよ。

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