清水和音さんの「ピアニストを生きる」という本、面白いですよ!

「耳から入ってくるものは当然弾けた。」

いやいや弾けないよ。

「楽譜はもちろん最初から読めた。」

いやいや普通は読めないのよ。

でもここで大切な事を話していました。

「聞いて弾けるのはいいことだけれど、作曲家と直接対話できるのは譜面だけ。だから他人の演奏を真似するのじゃなく楽譜を通して直接作曲家と対話するんだよ。」

ピアノを教える時、私がすごく大切にしている事と同じ!嬉しい!

ピアノを弾くのは作曲家と聴衆の橋渡しをする通訳のような役目です。作曲家の言葉は楽譜に書いてあるけれど、それを正確に読むのが難しい。よく生徒さんに「作曲家に怒られちゃうよ!」と言うのですが、ピアノを弾くのは音を出すだけではないんですよね。そこがわかってくるとものすごく上手くなります。

それから「演奏家で面白くない人の演奏はやっぱり面白くない」って。そうそう。弾けば弾くほどその人自身が出るんですよね。だからこそ生徒さんには魅力的な人間に育ってほしい。色々な事に興味を持つのはいい事です。そのために私からも色々な話題を投げかけます!

レッスン中のお話が何かのお役に立つといいな。

知識と好奇心!ピアノを弾くのに必要です!

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