発表会に初参加のお母様からよく様子を聞かれますので少しお話しますね。

当日はドレスやネクタイ、ワイシャツ姿の生徒さんが集まります。皆さん、本当に可愛いですよ!親御さんたちも和気あいあいとお話されたりご挨拶されたり、これから始まる発表会にワクワクした雰囲気がいっぱいです。

この通称「ミューズ会」は、私の恩師で日本を代表するピアニストの土屋律子先生から小さな生徒さんにも音大生にも同じようにアドバイスを頂ける貴重な機会でもあります。

ピアニスト土屋律子先生〜私の尊敬する恩師です

舞台マナー

その年によって様々ですが、初参加の生徒さんはまず舞台で歩き方、お辞儀の練習をします。小さなお子様は思いもかけない行動を取る、と息子の件で反省したので。

小さなお子さんって面白い!!

この歩くこと、お辞儀をすることって大切なんです。「演奏は一歩舞台に出た時から戻るまで」です。小さいうちから「舞台での振る舞い方を身につける」=「演奏の質をあげる」につながります。でも初めての発表会は弾くことで精一杯ですよね。直前に舞台で歩き方やお辞儀の練習をしておくとお子様の気持ちも楽になります。

客席でのマナー

発表会では他の人の演奏を聴く事も大切です。ママに喋りかけたり、歩いちゃったり。これ全部ダメです。ママやパパや私や土屋先生に「ダメー!」と言われて覚えていきます。自分が弾いているときにうるさくされたら嫌ですよね。演奏者の気が散らないようにどうすればいいのか「弾く」と「聴く」経験から身につけます。せっかくですから付き添いの弟さん、妹さんにも一緒に「聴く」マナーを身につけてもらいます。

先輩達のサポート

小さな生徒さんは足台を使ったり椅子の高さ調整も一人ではできませんがご安心下さい。大きくなった生徒さんや卒業生が小さな生徒さんのお手伝いや受付、アナウンスなどしてくれます。

先輩、後輩、横のつながり〜当ピアノ教室(横浜市旭区二俣川)では 年代を超えて交流があります

親御さんのご協力

場外は色々あります。保護者の皆様は嬉しくて走り回りそうなお子さんをなんとか静かに、と頑張って下さいます。でもどういうわけかズボンからワイシャツが出ていたり、カーディガンを脱ぎ忘れて舞台に出てきたり、と思わず笑ってしまうような事がたくさんあります。それも2回、3回と参加するうちに自然に振る舞えるようになってきます。

演奏の後

集合写真を撮ります。その時も「膝を閉じて」とか「真っ直ぐ座って」とカメラマンや客席のお母様からお声がかかり賑やかです。その後記念品やお花をもらって一大イベントが終わります。後日DVDもお渡しするのですが、以前のを見たら自分が下手でビックリした、なんてお話も聞きます。それって成長したってことですよね!!嬉しくなります。

2021年は会場も変わります。2020年の今回はお客様を減らしたり感染対策をしましたが、一年後はいつものように素敵な会ができますように。

小さい時から舞台に立つのもいい経験です!当ピアノ教室(横浜市旭区二俣川)の無料体験レッスンはこちらから!

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