Aちゃんが私のレッスンを受けるようになったのは小5のころ。
3つ上のお姉ちゃんは一流私立中学に合格！すでに先を考え大学は桐朋に行きたいと受験体制を整えるために私の教室に通っていました。Aちゃんは「お姉ちゃんが通うなら私も〜」というノリで！でも真面目に練習もしてくるし偉い偉い！だけど自分は後回しでいいって遠慮してました。「お姉ちゃんはすごいもん！」という気持ちがとってもかわいい！
そしてAちゃんも希望の私立中学へ！カトリック系の学校で音楽にも力を入れていたのでよく伴奏を頼まれるようになりました。
それが何故かいつも難しい。「えー⁉︎どのクラスもこんなに大変なの？」「そんなことないよ。私のクラスの曲だけ。なんか大変なのになっちゃった。」
あーそうなのね。それじゃあAちゃん、レッスンでも伴奏見ようね！と伴奏のレッスンも沢山やりました。Aちゃんは甘えん坊さんでかわいいタイプ。必死とかカリカリしたところは見せないけれど、やる時はやります！
お友達の前で恥はかきたくないし引き受けたからにはちゃんと弾きたい、と音大目指しているお姉ちゃんがピアノを弾かないスキに一生懸命練習していました。
(つづく)
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