昨日テレビで三大テノール特集を見て楽しかったドイツ生活を思い出しました!

三大テノールとは3人の偉大なテノール歌手、ドミンゴ、カレーラス、パヴァロッティの事で、私がベルリンに留学中の1990年に3人の初のコンサートが催され世界が熱狂しました。

私は1988年から国立ベルリン芸大に留学していましたが、ベルリンに行ってすぐドイッチェオパー(西ベルリンのオペラ座)でドミンゴのオペラがあり、チケットを手に入れるために留学生仲間で3日間並びました。留学したばかりで先輩達に教えられるまま何人かで順番に徹夜し、ワクワクした覚えがあります。

しかもその公演の日がドミンゴのお誕生日で、カーテンコールの時に客席中がドミンゴにハッピーバースデーを歌いました。

日本では敷居が高かったのかも?音高、音大時代にオペラを観たことがありませんでした。

でも当時の西ベルリンはどこに行くのも近く、学生券や立見券で安く一流のオペラやコンサートに行くことができました。大学ではレッスンと練習、そして夜は毎晩のようにオペラやコンサート。例え待ち合わせをしていなくてもコンサートに行けば誰かがいて、終わった後友人と食事に行ったり翌日は昨夜のコンサートの話をしたり。先生とホールで会うこともしょっちゅうで、レッスンではよくコンサートの感想を聞かれました。

(つづく)

三大テノール②〜ドイツの思い出

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