当ピアノ教室(横浜市旭区二俣川)ではまずピアノを好きになってほしい!と思っています。仲良くなるには相手のことを知らないとね、ということで生徒さんには楽器のお話をよくします。

どうして音がでるのかな?足元にあるペダルはな〜に?白と黒の鍵盤はいくつある?

私が聞くとみんなピアノを覗き込んだり触ってみたり。本当に可愛い!!

6歳のY君も左側(低い方)から鍵盤を数え出しました。

白いところだけ数えています。黒いところは数えないのかな?と思ったら。

一番高い音まで数えたら続けて黒い鍵盤を弾きながらドンドン左側に移動!

頭いいわね!見ている私も面白くてなってきました。

夢中になって数えて最後の音まで到着!

「86!!」

あれ?

どこかで2個飛ばしちゃったね。正解は「88」でしたー!でも優秀優秀!

ピアノの鍵盤は始めから88鍵あったわけではありません。1700年にはいってイタリアで作られた「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」がピアノの始まりと言われています。小さな音も大きな音も出せるという意味で→ピアノフォルテ→ピアノと省略されたのが現在の呼び方です。当時の鍵盤は54鍵でした。

それが61鍵、68鍵、73鍵、78鍵と増えて、1890年頃には88鍵の今の形になりました。

浜離宮朝日ホールでベーゼンドルファー(オーストリアの有名なピアノ)を弾いた時は92鍵ありましたが、白鍵も黒く塗られていて演奏家が混乱しないようになっていました。

このように例外はありますが鍵盤の数は88!と覚えてくださいね。

当ピアノ教室(横浜市旭区二俣川)ではお子様の好奇心を応援します!

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