小さい頃からとても音楽的だったY君！
ピアノ以外に鉄道にも興味があり、お父様と電車の乗り継ぎ旅をしたり時刻表を読むのも大好き！レッスンで夢中になってお話してくれました。
しっかり者のお姉ちゃんと妹さんや弟君の面倒もよく見ていましたがヤンチャな弟君にはやられっぱなし。大丈夫？と聞くと平気平気と笑っていました。沢山の引き出しが演奏にも幅を持たせ、基礎をやり直して更に魅力的な演奏ができるようになりました。
私のレッスンを受け始めて2年経った頃、人前で弾く練習を兼ねてコンクールを受けることになりました。
全国町田ピアノコンクールは私の生徒さんがよく高評価を頂くコンクールです。実際に聴いて評価の基準が素晴らしいコンクールだと思っています。
速さ、強さ、勢いがいいとされてしまうコンクールもありますが、音楽ってそういう事だけではありません。全国町田ピアノコンクールは芸大や桐朋の教授がメインで審査しているだけあって音楽性や表現力を重視しているコンクールだと思います。
Y君のように感じる心と多様な表現力がある生徒さんにはピッタリでは？と思ったらやっぱり！初めてのコンクールなのに気がつけば本選出場。
Y君は小柄でまだペダルに足が届がなかったので、コンクールではわざとペダルは使わず指のレガートをうんと鍛えました。
補助ペダルを多用するお子様も勿論います。確かに耳を使って上手に使えば素晴らしい演奏につながります。でも足がペダルに届かない小学校低学年のうちは指や耳を鍛えるいいチャンスだと思って無理にペダルを使う必要はありません。
そこを焦ると後々の伸びが悪くなる危険があります。
そしてY君は堂々の２位に輝きました！
小学生のうちにしっかり基礎を身につけ努力も覚え、高校生の今も心から楽しそうにピアノを弾いています！
当ピアノ教室(横浜市旭区二俣川)では生徒さん一人一人と向き合ってレッスンをしています。
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